オーベルジュ ド プリマヴェーラ （Auberge de Primavera）
ジャンル：フレンチ
今回グルメ体験してきたのは、軽井沢駅より徒歩7分ほどの場所にある「オーベルジュ ド プリマヴェーラ （Auberge de Primavera）」。食べログの「フレンチ EAST 百名店」にも選出されているお店で、軽井沢の恵みを五感に届ける正統派フレンチです。
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お店の外観は素敵な2階建ての洋館で、車が10台以上も停められる広い駐車場も完備されています。店名にもあるオーベルジュとはフランス語で「宿泊できるレストラン」の意味で宿泊施設も併設されていて部屋数は限られていますがペットと一緒に宿泊もできます。
テラス席は中庭の池のすぐ脇にあり、4人がけのテーブルが2卓並べてあります。木々に囲まれた空間はまるで森の中に佇んでいるようで都会では決して味わうことができない雰囲気です。きっとおいしい料理をさらに引き立ててくれることでしょう。
ランチメニューは「Menu A」（税別3,900円）か「Menu B」（税別7,800円）の2つのコースから選べます。こちらに消費税の10%とサービス料の10%が加算されます。写真のメニューはドリンクメニューでワインが豊富に揃っています。
注文したドリンクは「グラス赤ワイン」（税別1,500円）と「紅玉りんごジュース」（税別700円）。
赤ワインは「コート・デュ・ロース・トラディション シャトー・サンテステーヴ・デュショー（フランス・ローヌ グルナッシュ80%、シラー20%）」でブドウの甘い果実味をきちんと感じさせる素直な味わいです。
「紅玉りんごジュース」はリンゴの甘さの中にも少し酸味が効いていてスッキリした味わいなので食事との相性もいいです。アイスが入っていましたが個人的にフルーツジュースにアイスは入れてほしくありません。
最初に登場したアミューズブーシュは長野県小諸市の三岡で収穫された「白桃のピューレ」。エスプーマという調理器具でガスを注入して軽いムースに仕立てたもので、上にはプリプリの甘エビが載っています。白桃の甘みとムースの滑らかな舌触りが上品な風味になっています。
次に登場したのは「フランスパン」。バターと豚肉のリエットが添えられています。フランスパンにしては柔らかく外はパリパリ、中はもっちりしていて噛めば噛むほど小麦の旨みが出てきます。リエットは肉の旨みと濃厚な味わいでパンとの相性も抜群です。
1つ目の前菜は「サラダ」。葉物の野菜の下にリードボー（仔牛の胸腺）、フォアグラ、アボカドなどがあり、さまざまな食材と一緒に楽しめるサラダです。ドレッシングはさっぱりしているので各食材の風味を風味をジャマすることなく、うまく引き立てています。
2つ目の前菜は「高原野菜とオマール海老のテリーヌ」。お店の看板メニューの1つです。それぞれに火を通した野菜をキュッと塩だけで合わせたもので、周りにはコンソメのジュレと下にはハーブのオレガノのソースがレース状に敷いてあります。
1つ目のメインディッシュは「真鯛のポワレ」。魚の上にはキノコと下には秋ナスのピューレと香草のソースが組み合わさっています。皮はカリカリで中はしっとりの焼き具合で真鯛の香ばしい風味を楽しめます。ナスのピューレとの相性もよく、香草ソースの上品な香りがアクセントになっています。
2つ目のメインディッシュは「信州牛の細切り肉とキノコとマシュルームのソテー」。赤パプリカのソースを合わせてビーフストロガノフ風に仕立てています。牛肉は思ったよりもさっぱりしていて、キノコ類との相性もよく、濃厚な風味の赤パプリカのソースが食欲をそそります。
最後のデザートは「ウフ・ア・ラ・ネージュ」。メレンゲの上にキャラメルとナッツをかけて、下にカスタードのクリームを敷いています。ポール・ボキューズ（代官山）のスペシャリテでシェフが修行時代に教わった直伝のメニューだそうです。メレンゲは口に入れた途端に溶けてなくなってしまいますが、キャラメルの甘みとナッツの香ばしさが口の中に残り、カスタードの甘みが全体の味を整えています。
ごちそうさまでした。
| Menu A（税別3,900円）x 2名 | 8,580円 |
| テリーヌ（税別+300円） | 330円 |
| グラス赤ワイン | 1,500円 |
| 紅玉りんごジュース | 700円 |
| サービス料（10%） | 1,111円 |
| 合計 | 12,221円 |
オーベルジュ ド プリマヴェーラ （フレンチ / 軽井沢駅）
昼総合点★★★★☆ 4.0
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